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kazuroo voice かずろう日記

------ 三瀧商店co.,ltd.のキャプテン、かずろうの2002年からの徒然 ------

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更新日 2008-12-15 | 作成日 2007-10-14

2002/09/12(Thu) 13:38:53

日記の書きはじめの気持ち

いつもいつもそうだった。例えば夏休みの始まりの前日の机の上の絵日記や
気分転換に日記でもつけようと購入した真新しい革カバーの日記帳や。
でもいつも最後まで書き上げたことがない。
今回こそそんなことのないように記念すべき今日から書き出すことにした。
なにせ今日は1年後のやり直しのための初日ですから。

2002/09/13(Fri) 15:32:06

何か良いこと

一昨日UFOを見たことを誰に話しても信じてもらえず、
塾の女子高生になんかには「もういいって」なんて言われたりして
FEEL SO BAT,BUT,今日市場でそのことを仲間の花屋さんに話したら
「僕も見ましたよ、同じ一昨日ですわ」だって。
時間と場所は少し違いましたけどね。
そしたらUFOなど絶対信じなさそうな先輩の花屋さんが
「ここのところ宇宙人を扱ったCM多いだろう、多分あれは我々の目を慣れさしとんのやな!」だって。
これには驚き、かずろうも全く同じことを考えていたので。
最近の世の中を見渡しているとどうやら地球を人間だけで運転するのは無理みたいなので
そろそろおでましですか?来るならはよーこい!なんか楽しいことになりそうやしね。

2002/09/16(Mon) 00:04:26

生みの苦しみ

18日で37才をむかえる人間が今だにバンドミュージックを手掛けていること事体がスッゲー幸せなんだけど
今は生みの苦しみだ。21satのライブは大きな転機となるだろう。

2002/09/17(Tue) 00:04:19

夜は更け行く

毎週楽しみにしていた「私立探偵マイク」が終わった。
小学生のようにそれを中心に1週間が回ってたんだが。
数多くの音楽関係者が出演していたので非常に楽しかった。
音楽家は演じることが出来ると言うがまったくその通りだった。
どうだろう?そろそろ僕も銀幕デビューするか?

2002/09/18(Wed) 00:34:40

happy birthday

happy birthday myself.まあよくやってきたんじゃないかな?
誰もまだ何にも言ってくれないのでとりあえず先に
happy birthday to myself.37th.

2002/09/18(Wed) 15:22:04

ありがとう

たくさんのhappybirthdayありがとう。
感劇的な言葉をありがとう。
大切に毎日を使って生きたいと思います。ではまた夜に。

2002/09/19(Thu) 23:43:07

夜は更け行く

今回のライブ「the kazuroo king states LIVE 2002 FATHER SONG]は
はっきり言って日程選択を誤った。
なんと花屋さんは多分忙しいであろう御彼岸のピークの日だからだ。
こういうことで俺様がいかに自らの欲望を捨て
日々生業である花屋さんに心身とも打ち込んでいることが
理解していただけるだろう。
正直本音日程的には後悔しているが出来はかなり良いものになりそうだ。
<br>花を買ってお墓参りに行くことは大変大事だし御先祖様も大喜びだが
そんな暇があったらどうぞライブに来て下さい。頼みます。頼み疲れたけど頼みます。おやすみやす。

2002/09/20(Fri) 23:11:09

father song

明日、午後6時半からステージに立つ。
father songが始まる。
何度も何度もこういう種の緊張感に似た感覚をおぼえてきた。
いつもそうだった。
今回もそうだろう、明日の時間はあっという間に去り、そこには自分がぽつんといるだけになる。
それがいいのだが何度もくり返したこの感覚を決して飽きることはないのだろう。
これからもずっとそうなのだろう。僕達は決してプロではないので無責任にも全てを唄える。
明日会いましょう。僕は今年もまた僕に会うことになる。

2002/09/22(Sun) 11:09:52

日常

今、また日常の中にいる。
この普通感がたまらなく幸せだ。
沢山のお客さんのエネルギーとホットスタッフの気配りのおかげで「fathersong]は無事幕を閉じた。
自分を含めバンドメンバーはこの事実を全てに深く感謝しなければならない。
本当にありがとう。
昨日はどうもありがとう。直後の日常より

2002/09/23(Mon) 13:15:02

穏やかな日

本来今日は月曜で店は休みなのだがお彼岸ということもありひっそりと開店している。
やはりぽつぽつお客さんが来る。
外は晴れたり曇ったりでそれでも秋特有の穏やかさがある。
こんな日は久しぶりの寺町の例ののみ屋を訪ねてみるか。
おじさんは逝ったけど息子が頑張っているからね。
スッゲー伝統ある店だが年に一度行くか行かないかぐらいだけどやはり俺様はVIPだしね。
結構休憩は多いタイプなんだけどたまにはココロの休憩も必要だしね。ははー。行って来ます。

2002/09/24(Tue) 15:37:13

寺町のbar

昨日は早めに店を閉め、出かけました。
まずノスタルジーな店で高級なすきやきをよばれ、それで目指すはsince1918のそのバーだ。
ルール違反ではあるが19の頃から通っている。
確かにここ数年は立ち寄ることが出来なかったがそれでもちりちりんとドアを開け懐かしいその中に入ると早速vip戻った。
マスターと話しているとついつい先代の話になった。
その先代(くそじじいとニックネームを付け親しんでいた)にはどれだけ叱られたかわからない。
先にもいったように19の頃から出入りしているので当然世間は知らないし、常識なんかあったもんじゃなかったし、シャツの袖をまくってれば「服はそのように着るものではない」帽子をかぶって入れば「ここはバーですよ、紳士の集まりですよ」「ピーナッツの皮は灰皿でなく足下に落とす」待ち合わせをしてかなり相手を待たせた時はまじ口をきいてもらえず、一杯ハイボールを飲み干したところで「もうよろしいな」とグラスをさげられてしまったのだ。
お金を払っておこられてとぐちを言いながらもよく通った。
ある時やはりいつもの場所でハイボールをやっていると本当に常識のない失礼なよろしくない女子大生の代表選手みたいなお客が入って来て騒ぎはじめた。
しめしめこら怒られるでーとほくそ笑んでいても一向におもしろくならない。
結局何も楽しいことになることもなくそのお客さんは帰ってしまた。
くそじじいは直後ちらっとこちらを見、ぼそっとつぶやいた。
「あのお方方はここに来る人ではないようですな、ドアをまちがわはったんやね、ふふ」だとさ。
おれって結構いいんちゃうの?素質を見抜かれ長時間をかけ教育されていたのだ。そんな思い出を頭の中でぐるぐるまわしていると、ふっと彼のくそじじいのワイシャツがカウンターを横切った気がした。いや夕べ確かにそこにいたのだ。

2002/09/25(Wed) 14:22:34

3年という時間

昔からずっと石の上にも〜と聞かされ、我が国の人間は育つ。
実際商売を始めてからというものこの言葉には裏切りつづけられてきた。
最初は3年すれば大丈夫という気持ちでただ頑張った。
そして3年経ってなんの変化もないことに気付き、それから今まではただ「来年こそは」という言葉に変りここに来た。
この12月で10th Anniv.を迎えるがやっと何となくわかってきたような気がする。
もう今や3年という時間は昔のようには通用しないのだ。
寿命が延びて来た分時間もゆっくりになったのかもう全然通用しないのだ。
昨夜は市場の役員会があったため夕方から出向いていたのだが終了後、街をただぶらぶら歩いてそんなことを考えていた。
そして深夜3時位にはっきりとわかった。
3年という時間などでは人のココロは決して操作出来ないのだ。ひょっとして経済的な危機などは解決出来るかもしれない。しかし無理なのだ。
ココロは明らかに強い。やっとわかった。そしてただ馬鹿みたいにうれしかった

2002/09/26(Thu) 01:11:15

しっかり!T

君がしっかりしているようでそうじゃないこと知っている。
安定しているようでそうじゃないこと知っている。
賢いようでそれ程でもないこと知っている。
我が道を行くようで迷うことも知っている。
僕は何でも知っている?わけじゃない。
ただ君のことはよくわかる。君の同級生と同じくして、何せ永いから。深いから。僕は何でも知っている。
答えは君が知っている。

2002/09/27(Fri) 00:47:16

もうどれ位になるだろうか?いつも傍らにある。
楽しい時もそうじゃないときも側でカラン。
今夜は風が強い、怒ってるみたいだぜ、風君。それは僕に対してかい?
今日昼間のピアノは未だ頭を満たしている。
帰り廊下で話したメンバーはすごく近づいて幸せな気持ちになった。
昨夜号泣の若き恋人は連絡もなく
若きナースの卵は数時間机にむかった。
電話の向こうで朗らかな声がブルースを話す。
君君、明日は大丈夫だよ。むねを張って行ってきな。
最後にやはり側にいる。いつもいつも。
そのグラスは少し色がうすくなった。
深い仲間は皆知っているのさ。僕が角を愛していることを。おやすみ

2002/09/28(Sat) 00:23:54

おつかれさん

今日も一日おつかれさん。なかなか慌ただしい一日だった。
朝の市場では精神的にやられてしまった。
別にふつうの日なのだが自分のエゴやココロにやられた。
振り返ればそんなにも大したことはないのだが。僕以外は全て順調に進んでいるように見えた。
とにかく首が痛む。土山も水口も非常に良い感じだった。
僕はこれでいいのだろう。多分孤独なものなのだろう。

2002/09/29(Sun) 22:17:54

再出発

昨夜は自分の企画で集合し、気のあう花屋の仲間で三十三間堂の側「東寿司」にいた。
皆良い連中で、だから仲間でいるのだが本来同業だとついつい腹をさぐったりなどという邪魔臭い作業をしてしまったりするのだが連中とはそんなことはなく最初からハイペースで宴は盛り上がった。
年令も業態もファッションも全然違う9人だがまるで最後の授業が近づいた高校3年生の友達のようなそんな付き合いをしている。
寿司屋を後にしタクで祇園に出、バーで乾杯をした。
各々が今後も今までのようにいろんな試練に会い乗り越えていくんであろうが心から幸多かれことを祈りたい。
自分が勇気を持って飛び込んだこの世界とコネもなくでも暖かく仲間に入れてくれた市場と自分の10年に感謝したい。
そのうちの花屋の一人が千鳥足で自分の側で呟いた。「かずろうさん、ごめんなさい」
いいんだよ、別に。くるしかったろう?多分ね。
僕は君に感謝してるし尊敬すらしている。
それに僕のまわりの人たちの一人でもが不幸になるなんておかしいだろう?考えられないだろう?
だから君の将来なんて心配でも何でもないのさ。
ただ僕は君の再出発を心からお祝する。