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kazuroo voice かずろう日記

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更新日 2008-12-15 | 作成日 2007-10-14

2004/11/01(Mon) 20:35:01

謝罪するココロ

長男の銀志朗が同級の何人かと一緒に
上級生の自転車にいたずらした。
学校では大問題になってたらしい。
そのことを今日学校から連絡があり発覚した。
月ちゃんの同級生の数人に対して多大なる迷惑をかけた。
いてもたってもいられなくてすぐに菓子折りを買いに行き、
銀志朗と家内を連れ謝りに廻った。
一件留守だったもののみなさん快く許してくれた。
車を運転中にずっと憂鬱な胸が苦しい思いを感じながら廻った。
これは子供がみなさんに嫌な気持ちをさせたという
反省の思いももちろんあるのだが、
それとは別に自分が幼少の頃におこした幾つもの悪事を思い出し、
母親と一緒に謝って廻ったことを思い出した。
その時の気持ちがふってわいたようだった。
彼のしたことに対して僕が頭を下げていることを
どのように感じているのだろうか?
などと不謹慎にも考えた。
僕自身両親に何度も何度も同じ嫌な気持ちをさせてきた。
今になり本当に申し訳ないと思う。
その立場になって初めてわかった。


2004/11/03(Wed) 10:36:31

アマゴルファーカズ

kazuroo king flowers cupなるゴルフコンペがあり参加した。
昨日は天気も素晴らしく、
第2回のそのコンペは参加者全員を幸せな気持ちにさせた。
新しくシューズは買ったもののクラブやボールや様々は全て借り物だ。
ティーグランドに立ちスイングする僕を
客観的に想像上で見るとかなりおかしい。
フォームなんかあったもんではない。
しかし僕はバンドマンなのだからこれでいいのだ。
ゴルフが上手いとそれはおかしい。


2004/11/09(Tue) 09:57:57

happy wedding

心学塾で講師をしていた加藤という男がいる。
高校生の時分から花屋に出入りしていた好青年だ。
その彼が先日結婚した。
時の早さには感服する。
まああんまり使いたくないフレーズだが。
大変良い結婚式だった。
こじんまりとしていたがココロに響く感じだった。
大抵披露宴に出席する時はギターを持って来てや!
ってなるし今回もそうだった。
ほとんどの場合は自宅で歌を用意してから臨む。
汚い字にせよ、その歌詞カードを差し上げることも出来るから。
しかし今回は全く白紙のままで会場に着いた。
パーティーが始まってからも色々内容を考えたが上手くいかなかった。
カロチンズも心配しかけて「できた?」などと聞いてくる。
「いや、まだだ」・・・
そろそろ焦りかけてきたが確固たる自信があった。
彼とは一緒に仕事もしたし、よく遊んだから大丈夫だろう。
終盤になりアナウンスが僕を呼んだ。
ギターはすでにともきが用意しスタンバイしている。
本来歌を披露する前に一言お祝いの言葉を述べることが通例だが、
僕はギターをポロんと鳴らし自己紹介した。
「水口で〜お花屋を〜」と流したら
なんとそのまま歌が始まってしまった。
頭に過る思い出をぜい肉をそぎ落としながら
とうとうと流した。
つまることなく良い歌になった。
才能とはこんなことを言うのだね。
二度と同じフレーズは唱えないが、
加藤君!意義のある人生を創造して下さい。
君はたくさんの人を幸せにする才能がある。


2004/11/11(Thu) 16:57:26

しっかりせねば

寒い雨が降っている。
来年春からはまたスタッフが増える。しっかりいこう。


2004/11/14(Sun) 11:45:03

講演

地元のT学園から講演の依頼があった。
その学校は山の上にある。
水口が晴れていて暖かい日も
その学校は風が吹いていて寒いことが多い。
昨日もそうで、晴れてはいたが寒い場所だった。
その学校に勤務する一人の先生とは昔から親しくて
度々学校のイベントに呼んでくれたりしていた。
いつもはバンド演奏等で文化祭などを盛り上げていたが、
今回は講演の以来だった。
少し前に城山中学で同じような講演を依頼されたことがあり
多分その流れから今回は講演でと言うことになったのだろう。
文化祭が始まる少し前に会場入りしたら
先生が廊下で気付き搬入を手伝ってくれた。
控え室に通され美人の先生がお茶を運んでくれた。
教室は木漏れ日が暖かく快適だった。
そして時間が来、ステージに上がった。
もちろんエラソウに講演のみに留まるつもりはなかったから
ギターを既にセットしていた。
体育館でステージを囲むように半円に椅子が並べられ、
生徒さんや父兄、来賓のおっさんが座って待っていた。
そして数曲の歌とたわいもない話しをはじめた。
子供達は興味津々で聞いてくれ、笑いもしてくれ、
僕の問いかけに客席から応えた。
ただ来賓のおっさんの数人はい眠っていた。
ここからドヤシつけてやればかなり楽しいことになり
子供達も喜ぶに違いないと思いながら結局はほっといた。
その後、お祭りに移りボーリングや射的などの手作りコーナーや
露天を見て歩いた。
その学校は家庭的にヘビーな環境にいる子供達が生活している全寮制だ。
小学生から高校生までいる。
みんな不思議なくらいに明るい。
しらけたやつがいない。
風の強い寒い学園でも楽園なのか。
家庭に文化祭への招待を出しても
お越し頂けるのはほんの一部だと聞いた。


2004/11/16(Tue) 12:37:20

ガソリンスタンドガール

お店を閉めたり縮小したりすることは大変なエネルギーがいる。
小生も小さな商売をしているから知っている。
新たにお店を開店したり事業を起こすことに比べて
何十倍ものエネルギーを要する。
必ず乗り切れることはもちろん信じているが、
身体的にココロ的に疲れてしまわないか、ただ心配だ。
君は深い友人だから出来れば苦しむ姿は見たくない。
かといって僕にどうこう出来るスケールではない。
ただ見ているしかない。
そうだね、この寒空の下で暇な店内で少し考えることにする。
僕は今後どんな風に変化するのだろうかと。
良い風にしか変化しないだろうし、
そのバイブレーションが君に移ればいいからね。
今しばらく耐え忍んでくれ。
いつの間にか笑ってる自分に気が付く日が来る。
遠くない将来だ。
君が笑ってるんであれば、
僕は君がおばさんになっても
君のことが好きなままだぜ。


2004/11/17(Wed) 14:48:55

心配停止

以前にもなったことがある。
手がしびれて目がかすんで、いくら息を吸っても楽にならない。
そのうち心臓が止まりそうな感覚になる。
昨夜塾の帰り道、その状況に陥った。
体温は急激に上がっていると思う。
窓を開けたら幾分か楽になった。
今まではそれで済んだが
今回は遅い夕食中もお風呂でもドキドキがおさまらなかった。
就寝する時ですら胸が締め付けられた。
今朝目が覚めて市場に行こうかどうか迷ったが結局家を出た。
先日もほんの短い時間だったが朝市場に向かう途中に陥った。
ただ恐かった。
どこに車を止めればいいだろうか?と必至で考えた、
その時も窓を開けたら幾分か楽になったのだが。
帰り着くまでずっと異常な眠気に襲われてきた。
前回はどこも異常がなく
「何か心配事はありませんか?」と医者に言われた。
今から同病院に行ってくる。


2004/11/17(Wed) 17:23:49

心配停止

心配はなくなることはなかった。
ただ心肺停止することはないらしい。
血圧も異常ないことからそう診断された。
「何か心配事はないですか?」
「先生、前回も同じこと質問されてましたよ」
心配事のなかに毎晩浸かって
「あ〜ええ湯や」と言ってるような毎日なのだ。
店に帰って来たらスタッフのちえが落ち込んでいた。
僕のことを心配していてくれたのだろう。

でもなかった。

昨日の朝、友人の父親が亡くなったらしい。
トラックに挟まれて。
そう言えばひっきりなしにサイレンが叫んでいた。
その夜、昨夜僕は今死んでしまう恐ろしさに震えていたのだ。

その友人は店にも来たことがある娘だった。


2004/11/18(Thu) 11:14:17

テロ

日本中にテロが蔓延している。それを我々日本人は気付かない。
喜んでいる。砂漠で一人の青年が殺された。
彼の行動は無茶で迷惑きわまりないものだ。
ただ殺されたのは事実で
その映像なるものが世間に蔓延している。
花屋の一人が僕にそれを見せようとした。
うれしそうに。
近隣の小学校で上級生が下級生に見せて
その被害者の下級生は3日間食事が出来なくなった。
10日ほど前お花屋たちとの食事会で京都に向かう途中、
かなりアホな感じの大学生たちが電車の中で
「おまえみたかよ?そんなにグロくないで」
と談笑していた。それもそうだったのだ。
これはテレビゲームの中の事件ではなく現実に起こったことだ。
昨日学習塾に入り勉強嫌いのイカス学生たちと
時間を共にしていた。
運良く誰もその映像を見ていないと言う。
絶対に見るな、誰に勧められても勇気を出して断れ、
興味本位で見てしまうことは殺人者と同じ罪だから、
あほな日本人といっしょになるな、
例えばお前が被害にあって
君の親はその映像を見て喜ぶ人たちにどう感じる?、
お前が飼ってる犬や猫が被害にあって
それを見て喜ぶ友人をお前はどう思う?、
いろいろ投げかけた。
最初かずろうさん何怒ってんねん?
とすっとんきょうな表情の彼等も徐々にマジに頷いてくれた。
これを理解してくれれば
数学や英語なんて一切理解してくれなくてよい。
テロに屈しない強い人間であって欲しい。
僕もそうでありたい。


2004/11/25(Thu) 12:51:16

冷え込み

ここ数日風邪に苦しんでいた。
重ねて体調も良くなかったから苦しかった。
ゆうべいつものやり方で強引に風邪を治しにかかったら
幾分か今日は調子が良い。
朝一の新聞に文芸ホールが閉鎖の記事をみつけた。
内のドラムが働く職場でもあり、
幾度かライブをした大変世話になったホールだ。
県の財政がかなりきついらしい。
その決定に僕は何も出来ない。
店にいたら先日ギター講演をやった淡海学園の
ひげの先生がやって来た。
お礼の文書と生徒たちの感想文だ。
何かのフォーマットから引っ張ってきたような
お堅い方はさておき、子供達の文章はココロに届いた。
家庭的にヘビーな、虐待に苦しんでいる娘が
一生懸命書いた手紙は僕の歌を誉め、
ギターもお花もがんばって!と書いていた。
わかった。がんばるわさ。
前から気が付いていたが

僕が生まれてきた意味はこのへんにあるから。
冷え込みは単なる現象だ。変えることが出来る。