kazuroo voice

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kazuroo voice かずろう日記

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更新日 2008-12-15 | 作成日 2007-10-14

2003/09/03(Wed) 02:20:13

映画が撮りたい!

恥ずかしいのは転けたことではなく、
立ち上がる時にふいに出てしまう苦笑いだ。
どんなに痛い時でも泣きたい時でもついつい苦笑いをし
取り繕おうとする自分がまだ少しある。
痛い時はその場でうずくまり、苦痛の叫びをあげる。
たてない時はたてるまでそこに留まって耐える。
「だいじょうぶですか?」と親切な人には
痛みに歪んだ顔で痛いけどもう少しで大丈夫です。
本当にありがとう。と応える。
そして結局自分の足で立ち上がり歩いて帰る。
その一部始終を見ていた人が「あ〜あ、大変そうだな」
と思おうが思わまいが結局自分で立ち上がった。
そしてその人はそんなにも重大視していないに違いない。
数分後には忘れてる。
苦笑いで帰った時よりも本気で痛がって帰った時の方が
幾分か目覚めはいいはずだ。
それが出来たとしたら自分は”映画監督になりたいのだ”とは言わず”
映画が撮りたいのだ”と言うだろう。
一日体験映画監督になってもしょうがないからね。

2003/09/07(Sun) 00:28:59

明日

水口の隣、甲西町にてライブコンサートがある。
今日一日リハーサルをしていた。
みんなプロなのでおもしろいように事はすすむ。
音響も照明もステージの上にいながら
下から見上げた素敵さを実感出来た。
プロじゃないのは我々バンドマンたちだけだった。
まあプロなんだが、お金を頂く以上は。
しかしそれで食ってないし。
明日、とても楽しみだ。
違う意味でお客としてそこに立てる。
精いっぱい良いグルーブ感を醸そう。
プロにはプロで立ち打つしかないから。
沢山来てくれればいいのに。

2003/09/08(Mon) 22:58:42

after september 11

銀志朗の誕生日でもあった昨日はほんとうにいいライブだった。
時間は飛ぶように過ぎ去った。
ステージに居ながらにして出来映えが手に取るように分かる、
理想的なライブコンサートだった。
本来ステージ上でとオーディエンス席では音は全然違う。
やっていて非常に物足りないことが殆どだ。
オーディエンスを主体に考えるから当然ではあるが
よく不安と闘いながら唱うということも度々だ。
しかし今回音や照明の不安など微塵もなかった。
なかでもafter september 11は返って来た音が
自分自身の胸に突き刺さった。いい歌だ。
もともと「流れ星がいっこ」という楽曲があり
親しまれて来たがちょうどあの悪夢の映像を観てから、
その歌詞は追加された。その11日がすぐにやってくる。

2003/09/09(Tue) 13:06:41

タイヤの煙

ブリジストンの工場から黒煙が上がっている。
ちょうど2年前のnew yorkの悪夢から2年経つが
煙の色こそ違うがそっくりだ。
日本ではたて続けにタンクが燃えた。原発は不振続きだ。
アメリカとイギリスではほぼ同時に電気が止まった。
水面下で何者かが動いている。
嫌な想像かもしれないが明らかにそうだろう。
日本の中枢ではすでに何かをつきとめているかもしれない。
しかしその情報は我々には今後も届かない。
さあどうしよう?簡単な解決策がある。
今後起こるかもしれない事実を受け入れなければいいのだ。
我々が選択しなければいいのだ。
出来るよ。勇気を持とう。
今出来る仕事を精いっぱいこなそう。
自分にしか出来ない仕事を。
えっ?そんな仕事が見つからないって?
そんなことはないだろう、
だったら生まれてはこなかっただろう?
あと3日、僕はゆっくり眠りたいな。
例えばホールが何らかでなくなったら・・・
それでもその跡地で僕は
「after september 11」をギターで唱う。

2003/09/10(Wed) 03:16:52

幸せ以外の何者か?

今夜も色々考えてこの時間だ。
隣では静かに寝息がきこえる。
もうすでに外は秋になっていて
自己主張の強い虫たちが唱う。
外には僕が沢山いる。
また明日がやってくる。

2003/09/11(Thu) 00:35:53

鎮魂

2年目の今日が来た。
今から時間がグルッと回り日本に明日の夜が来たら
むかえることとなる。
2年前心学塾から帰ってTVをみて
リアルな映画だ、なんて思った直後2機目が炸裂。
すぐにテロを予感したことを覚えている。
未だ漂っているであろう人たち、ゆっくり眠れ。

2003/09/13(Sat) 01:34:27

天国

そこは良いとこだったらいいね。
僕らもいずれ行くしね。
しっかり送ってあげたかい?

2003/09/15(Mon) 01:17:18

基本

今日子分を連れて演奏会にくり出した。
隣の区の敬老の日のお祝いに詩を捧げにだ。
会場に入り唖然。みんな知った顔ばかりだった。
勿論そうだがお花屋から歩いてすぐの場所が会場なのだから。
1メーター先にまだまだ第一線できばってるお菓子屋の
おばあちゃんが座っている。
1曲目あんまり静かに聴いてくれてるので
「折角ビールもあるんだから一杯やりながらきいてちょ」
と言ったら2曲目はお菓子の袋を破く音で
全くかき消されてしまった。
笑ける。
場数を踏んで来た僕ならではの余裕でやり過ごした。
各々喜んでくれてたようだ。
よかった。長生きして欲しい。

2003/09/16(Tue) 20:15:50

草刈り

今日草刈り機を初めて使った。
今まで興味もなかったので
進んで消防団等で使うことはなかったが
今日はやむなく使用することになった。
ホットスタッフが来てくれ綺麗になった。
草刈り機さばきも板に付いた。
農家もいいかな?とまじ思ったりして。
しかしこれ以上仕事の枠を広げたら
多分家にはいれないのでそこのところは勘弁したる。
おつかれさん。

2003/09/18(Thu) 09:56:42

おはようー水口

今日も爽やかな朝だ。
今日はめでたくも水口ココロの開講日を迎える。
実際は2階だけで2年半営業してきたが
晴れて全館使用となる。
まあまあ今後も色々あるにせよ
順調に大海原を航海する船が出来上がった。
新しい船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう。
検討を祈っている。
また自分も相当の努力は惜しまない。happy birthday MINAKUCHI,happy birthday MYSELF.

2003/09/19(Fri) 04:04:53

happy birthday to me.

みんなほんとどうもありがとう。
しっかり生きないと、と思う本日です。

2003/09/21(Sun) 01:03:02

Gは僕の最初のオリジナル曲の出だしのコードなんだよ

お前のギターという曲がある。
高校3年に作った言えば最初のオリジナル曲だ。
当時同級と組んでいたバンドのメンバー、
そう”えびすまちブルーズ”の主人公に送った詩だ。
その詩は社会見学旅行先の奈良で本人の前で披露したことがあるが
結局オーディエンスの前で演奏することはなかった。
(しかしその受取り人の彼は結婚披露宴で僕の前でエレキで唱った、たいした奴だ、なんで覚えてるんだ?)
ただ”ラブミーテンダー”という曲がある。
有名な昔のガイタレの曲だ。
その詩をリメイクしキヨシローがリリースしたら
いきなり発売中止になった。
同世代の皆さんには有名な話しだ。
その事件を見て聴いて深く悲しんだ。
ちょうど20間もない頃だ。
春日井の亀寿司の配達の赤いミラの中でいきなり降りて来た。
神様の存在を認知した瞬間だった。
「ラーブミテンダー、おまえのことが〜」と降りて来た。
その素直な美しさに驚いた。いい詩だ!と感じた。
詩はこうしてつくるのか、を神さんが教えてくれた。
その詩は当時のバンド”ガソリンシャッフル”の面々に伝え、
ライブでもやった。今でもすぐやれる。
その”ラブミーテンダー”が最初のオリジナルだとしたら
その曲の出だしはGなのだ。
部屋でギターで仕上げてる時、Gのコードで唱った。
今ではおかしな話しだがそのGの音がすごく綺麗だった。
ただのコード弾きにもかかわらず。
実際Gを弾いたのが初めてだったのだ。
その後やはり楽曲中Gを使う場合が多い。
そして今そのG線上にまた立っている。
当時からしてすでに18年が過ぎたが当時の僕が今、
小雨降る今夜のギターが溢れるこの部屋に
遊びに来たとしたらどう感じるだろう?
今の僕を見て、当時から毒舌だったからこう言うのかね?
「よく飲むね!」
はは、あと少し絶対いいライブにする。結構賭けてる。

2003/09/22(Mon) 00:49:11

violinとcello,pianoと絵画とビデオテープ

昼間yo-kitaがビデオカメラを抱えてやって喜多。
G線のテーマFILMが出来上がった知らせだ。
「こんにちわ〜」独特のイントネーションだ。
ちょうどウェブ二ーも来ていたので一緒に家で鑑賞した。
流石だ。
彼は水口生まれの少々体格のよいジム・ジャームッシュだ。
それは映画だった。
そして暫くしてメールが届いた。
京都に住む絵師からだった。「こんなん出来たけど」
デジタルではあったが十分伝わる絵が届いた。
サックスが吹いている絵だ。
今日のpiano trioはもう家族になっていた。
音が一つに近くなった。
今回のG線はたしかに沢山の人を巻き込んでしまったし
もっともっと巻き込まれている人はいる。
感謝はしてるが申し訳なさは微塵もない。
幸せを共有しているのだから礼を言ってもらいたい程だ。
しかし本当にありがとう。
君らの技術とココロに深く感謝する。
当日もう僕らが演奏する必要はない。
もう十分過ぎるくらいのライブになりそうだ。

2003/09/24(Wed) 02:13:07

love letter from canada

kyoo uresii tegamiga todoita.
natukasii yuujinkarada.kanojyoha ima
CANADA ha BANCU-BA-de office de hataraki
yoruha dezainno benkyouwo siteiru.
kissuino CANADAjin de kanari ikasu girl da.
27ha sinkeiwo syuuchuu site nemure!
tabun todokuhazuda.
bokuno utau koega kimiwo yori siawaseni surudarou.
tabunn jikanntekini socchiha souchouka yorudane?
waruiyumeni naranakereba yoiga.
good night Adele.kazuroo×

2003/09/25(Thu) 02:20:18

お金持ち

お金ははっきり言ってないが僕はかなりのお金持ちである。
黄金やシルバーやプラチナやダイヤなんかでは
太刀打ち出来ないほどの輝きを持つ宝石を幾粒か持っている。
このご時世盗まれたら嫌なので隠し場所は言わないが
以外に分かりやすいとこにおいている。
しかし多分見つけられない。
よほどの宝石商か質屋じゃない限り見逃すだろうね。
確かな目が必要なのだ。
さっさと旅に出て疲れ果てて帰ってこい。
これが最後の忠告である。
見逃してはならない。
君もお金持ちになる資格を十分に持っている。

2003/09/27(Sat) 00:04:39

明日になったG線上のKAZUROO

ココまでがいいのだ。
ココまでが楽しみだ。
明日はただエネルギーを前に出すだけだ。
いい趣味だね、本当に。
沢山の人と一瞬でも一つになれる時が来る。
一つの意識になるのだ。これは凄いことだ。
凄いことをやっている。おやすみ、今日はお疲れさま。
多分みんな同じような壁や苦痛を繰り返し
感じているように思うだろうが
前回の苦しみと今回の苦しみでは冷静に見れば全然違う。
確実に成長しているから同じに見える壁もレベルが高い。
これからもずっとそうなのだ。
いつもその時を期に成長しているのだ。
案じることは少しもない。
僕はお前を信じている。
また君以上に僕自身を信じている。
一瞬のフッとする瞬間を感じるだろう。
その時にステージと客席でゆっくり話そう。
おやすみ。

2003/09/28(Sun) 22:55:34

ありがとう

こんな言葉しかないが
これこそが世界で一番美しい言葉なので。
おやすみなさい。